入社して一週間の生活と感情

とうとう社会人になってしまった。

18年間も学生をしていたのに、急にスーツを着て会社に行く生活が始まった。

6時起き、8時出社、17時退社、24時就寝。

社会人の生活を予想していたわけではないけれど、全く新しい世界に入ってしまった気がする。

 

このままどんどん慣れて、何も感じなくなるのが怖いので、初心を記録しておこうと思う。

一週間、朝起きてから寝るまでの生活、感情を書き出してみる。

 

【起床】

6時起床。アラームが鳴って目を開ける。ベッドから出るのは10分後。ここで起きないと遅刻する。遅刻=死なので絶対に起きる。

無理やり朝ごはんを食べる。お腹を満たすのが目的。午前中を戦うための食事。

髭を剃って髪にワックスをつける。最低限はしないと、人に会えない。会社の女性陣に絶対に嫌われたくない。見た目でマイナス要素を作りたくない。

 

【出勤】

スーツで歩くのは結構いい。かっこついてる気がする。まだ革靴に慣れていないせいでたまにつまづく。これはかっこ悪い。

電車で30分、スマホで試験勉強をする。途中で寝てたりする。でも毎日欠かさずインプットをする。

 

【午前中】

会社に着くのは結構早く、まだ数人しかいない。研修をこなす。10-11時に一瞬眠くなり、トイレに行く。12時前は、誰にお昼に連れて行ってもらえるかしか頭にない。

 

【昼休み】

先輩方とお昼。朝と夜が一人なので、貴重な会話と食事。プライベートなこととか仕事中に聞きにくい質問をする。みんな優しい。

 

【午後】

コーヒーを飲みながら研修。研修とはいえパソコンで動画を見ているだけだったりする。カフェインは偉大で、眠くならない。

 

【退勤】

定時きっかりに退勤する。大きな声でフロア全体に挨拶する。一日で一番緊張する瞬間。エレベーターで社章をはずす。駅に向かいながら晩御飯について考え始める。最寄り駅近くのスーパーで食材を買って帰る。スーツで買い物するのが結構楽しい。スーパーで晩ご飯が決まる。

 

【夕飯】

毎日作って食べる。本当は作りたくない。晩ご飯は作りたくないけど料理はしたいという不思議な感情。大したものは作ってないけど、料理するとストレスが解消される。一種のものづくりが精神の安定をもたらす。

 

【お風呂】

沸かして湯船につかる。15分。お風呂では一日を振り返ってしまう。些細なミスを思いだし叫びたくなるが歌を歌ってごまかす。お風呂も精神の安定をもたらす。

 

【自由な時間】

疲れすぎた日はYoutubeを見てそのまま寝る。大体はお風呂前後に珈琲をドリップしてもう一度スイッチを入れ、建築士の試験勉強をする。やるしかないからやる。カフェインは偉大。疲れていても問題集を開く元気を取り戻す。

 

【就寝】

24-25時には疲れがどっと出てくるので寝る。すぐ眠れる。アラームだけ確実にかける。